第58章評判逆転、一転

「みなさん、こんにちは。ロンニー・フォードです。まず、学校の掲示板に、エミリーに関して僕が投稿した虚偽の内容について、エミリーに謝罪します……」

ロンニーの声が、校内放送を通して廊下の隅々まで反響した。手元の原稿を読み上げる、その抑揚のない声はやけに生々しい。

話し始めた途端、掲示板の騒ぎを追っていた生徒たちは、こらえきれずひそひそと囁き合いはじめた。

エミリーのクラスメイト、なかでも彼女に冷たく当たっていた連中は、ことさら居心地悪そうに視線を泳がせる。

「じゃあ、嘘だったってこと? 私たち、責めて……追い出したみたいになってたの?」

「ちゃんと考えないと。事実も確かめず噂を信じたん...

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